義務教育における食育
日本の義務教育は小・中学校の9年間。
この9年間で実践も含めた食育を行うことによって、
生活に根差すことが期待されています。
学校における食育では、まず家庭環境や地域の実態を把握し、
それに即した年間指導をたてる。
その中には田植えや野菜の栽培といった実践も盛り込まれます。
このような体験学習は各教科に幅広くかかわり、
学校の教育活動全体を通して行われることが重要です。
食育コーディネーターである栄養教諭・栄養職員と教職員が
十分に協力・連携を行うことで、
効果的な指導が行えるのです。
栄養教諭・栄養職員は献立作成や衛生管理といった
学校給食の管理者として、食育と学校給食を結びつける
大変重要な役割を担っています。
また、魚や野菜など地場産業を学校給食に取り込み、
授業を行うことにより、
子供たちが普段なかなか接することのない魚や野菜などを食べ、
見て、嗅いで、触るといった五感によって食を体感させることが
教育の現場には求められています。
そして農業・漁業に携わる生産者の話を聞き、
四季折々の生産物の種類や育て方、
その苦労を知ることもまた、食育において大切な体験学習といえるでしょう。