食中毒は移るのか?
食中毒とは、食中毒の原因となるウイルスや細菌が付着した食品、
有毒・有害な物質が含まれた食品を食べることによっておこる
健康被害のことをいいます。
「飲みすぎ」「食べ過ぎ」による消化不良、熱いものを食べたことによる「やけど」
食品中に混入した針やガラス片といった異物によるけが、
ビタミン欠乏による栄養障害などは、食中毒に入りません。
食中毒は感染症とは違い、人から人へと感染するものではないといわれています。
しかし、感染症に指定されている腸管出血性大腸菌O157や、
ノロウイルスなどは、少ない菌量で発症するものなので、
人の糞便や吐物を介して感染・発症することもあります。
発症した人の便や吐物を処理する際には、直接触れてはいけません。
使い捨て手袋を使用して、手袋をはずした後は十分に泡立てた
せっけんで手指を洗いましょう。
特にノロウイルスは乾燥すると空中を漂い、口に入って
感染しやすくなるとされています。
そのため、処理は速やかに、乾燥させないことが重要なのです。
ノロウイルスを殺菌する際には、過熱や次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度200ppm)が
有効とされており、逆にエタノールなどはあまり効果がないとされています。
食中毒予防のためには、嘔吐や下痢といった症状のある人は、
食品を直接扱う作業を行わないことが重要なのです。