食をめぐる現状<1>
日本では近年、食をめぐる状況が変化し、
非常に影響を受けています。
たとえば「食」に関して、不規則な食事や栄養の偏り、
生活習慣病や肥満の増加、過度の痩身志向、
伝統的食文化の危機と食の海外依存、
食の安全など、さまざまな問題が生じています。
日本の社会経済構造などが大きく変化していく中、
ライフスタイルや価値観、ニーズが多様化・高度化し、
それによって食生活や食環境が変わっていったといわれています。
また、日常の忙しさに取り紛れて、
食に対する意識や感謝の念、理解なども薄れていき、
毎日の「食」の大切さに対する意識が薄れているとも指摘されています。
栄養バランスのとれた食事、規則正しい食生活、
安全面に配慮した食事、食べ残しや廃棄状況を改善する、
そして家族が食卓を囲む楽しい食事……
こういった「健全な食生活」が失われつつあるのです。