昔の食育から学ぶ<陰陽調和>
石塚左玄氏が明治時代より語っていた食育。
そこには、「身土不二」という身体と風土は切り離せない
という考えかたが基本となっています。
そのほかにも、「陰陽調和」という言葉が
キーワードになっているようです。
「陰陽調和」とは、ものごとには陽と陰があるという
東洋的思想です。
それを食生活にあてはめると、
食べ物には身体を温める働きがあるものと、
身体を冷やす働きがあるものがあり、
偏りなくバランス良く摂りましょう、という考えになります。
夏が旬の食べ物には身体を冷やす働きがあり、
冬の食べ物は身体を温めるといわれています。
熱帯で採れるフルーツは、暑い時期に食べると体の熱を取って
過ごしやすくなる効果があるのです。
しかし反対に、このフルーツを冬に食べ過ぎると、
身体は冷えきってしまうことになります。
寒い時には身体を温めるもの、暑い時には身体を冷やすものを
食べることによってからだの調子を整える、
季節にとれる旬の食べ物をとることが、
体のバランスを保つことになるのです。
季節感のある旬の食べ物を、食卓に乗せることが
身体にもあっている。
自然の摂理にかなった考え方といえますね。